総合事業（介護予防・日常生活支援総合事業）が開始された2015年より、岡山県下市町村では独自の事業が構築されてきました。
この事業に関する市町村の取り組みは、地域における課題を抽出し、高齢者等が要介護状態になっても住み慣れた地域で生活できることを目的としています。
そのため、この市町村の取り組みは作業療法を必要とする方にとっても重要な生活支援となることがあるため、会員の皆様にもご周知いただき、日々の業務（対象者の自立支援）に活用をしていただけたらと思います。
本調査結果の活用法としては
➀病院勤務の方には、患者様が退院する際に介護保険を利用するほどではないが、地域で少し見守りがあったらいいのにという事例はいませんか？住まいの地域には、高齢者を見守る・手伝うサービスがあります。このような情報を掲載している市町村もありますので是非覗いてみてください。
➁地域リハビリテーション活動支援事業に参加協力をしている方には、地域ケア個別会議等で、住まいの地域にどのような資源があるのか、あらかじめ知っておくことで助言の幅が広がります。地域リハビリテーション活動支援事業に参加する前に、本調査内容を覗いてみてください。
ご活用宜しくお願い致します。また、本資料を活用できた事例について募集をしております。県士会HPより、お気軽にご連絡下さい。